【書評】GE 巨人の復活(中田敦著、日経BP社)

献本頂きました。日経BPシリコンバレー支局長が製造業回帰を推し進めるGEのシリコンバレー流改革を追いかけた一冊。GE 巨人の復活作者: 中田敦出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2017/06/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るリーンスタートアッ…

茶道とプログラミング

社会人になってから3-4年のあいだ、茶道を習っていた。その中に、プログラミングとの類似性を見ていたというお話。茶道は馴染みがない人にはお寺を拝観するとサービスでついてくるもの、あるいは大河ドラマにおいて薄暗い茶室のシーンがあり、客が茶を飲むあ…

Amazonのプラットフォーム戦略を学ぶ(本紹介)

Twitterでも紹介したAmazonのプラットフォーム戦略本について感想をここに書く。The Amazon Way on IoT https://t.co/My5VPOlR5G 早く邦訳が出れば!と思う素晴らしい本。IoTに限らずAmazonのビジネスモデルやプラットホーム戦略とその恐ろしさがよくわかる…

優良AIスタートアップの見分け方

ある方にAIスタートアップの評価方法について聞かれ、いろいろ考えてたら面白くなってきたのでここにまとめて記しておく。手短に言えば、秘密主義は良いサインとはいえないし、AIで何でも出来るはウソだし、応用と顧客に寄り添う堅実さがが第一ということだ…

2016年に読んだ本ベスト5

今年ももう2月だが、去年を振り返る意味で読んだ本の中で印象に残ったものをランキングで紹介してみる。2016年にAmazonで買ったのは192冊…

機械学習の入門本を書きました(データサイエンティスト養成読本)

初めて執筆に参加した本、データサイエンティスト養成読本シリーズの機械学習入門編が技術評論社さんから出ます。共著です。9月10日発売です。データサイエンティスト養成読本 機械学習入門編 (Software Design plus)作者: 比戸将平,馬場雪乃,里洋平,戸嶋龍…

Enabling Chainer on EC2 GPU instance (5 commands to install, 4 commands to test)

(This is a translated version of the previous Japanese post.)Thank you for users who already enjoyed Chainer, a python-based deep learning framework that our company PFN and PFI developed.Though you can start using Chainer easily even on M…

(古い記事)EC2のGPUインスタンスにChainerを5行で入れて4行で動かす

PFI/PFN社でオープンソース公開したディープラーニングフレームワークChainer、すで使って頂いている方、ありがとうございます。さてそんなChainerですが、MacBookでも簡単に使い始めることはできますが、真価を発揮させるにはGPU環境が欲しいところです。ま…

読書記録:"How Google Works"

2011年までGoogle CEOだったエリック・シュミット達が書いた"How Google Works"の日本語版を読みました。Googleの文化と歴史に基いた、いわゆる経営戦略本です。 偉大な経営者の自伝や名言集は山ほど存在してますが、現在進行形で繁栄を続け圧倒的な利益を産…

機械学習は苦しい

カジュアルに機械学習について語らうMachine Learning Casual Talks #2に参加して、講演もしてきました。

PFIセミナーで「失敗の本質」を紹介しました。

毎週木曜昼の公開セミナーの担当だったので、「失敗の本質」という本を紹介しました。 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) 作者: 戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1991/08 メディ…

GraphLabの商用版がリリースされたようです

CMUでグラフベースの機械学習ツールとして誕生したGraphLabですが、会社化して投資も受け、7/15付でGraphLab Createという商用プラットホームをリリースしたようです(プレスリリース、ブログ)。 感想を一言で言うと「あぁ、データサイエンティスト向け全部…

Norikra Meetup #1に参加してきました

比戸(@sla)です。お手軽なストリーム向けSQL処理系Norikraの勉強会に参加してきました。 一言で言うと、「Norikra使われてるんだ」感と、「(自分でも)Norikra何かに使えそう」感が同時感じられる、濃密な素晴らしい勉強会だったと思います。ハッシュタグも…